皆さま、こんにちは！

突然ですが、海の潮の満ち引きはなぜ起こるのかご存知ですか？
実は、月の引力によって引き起こされている現象なのです！
地球における自然現象が宇宙にある「月」の影響を受けているのは興味深いですよね。
今回は、そんな「月」にまつわる作品をご紹介いたします！

Arja Varimaki『Moon Wrasse』

今回ご紹介させていただくのは、アルジャ・ヴァリマキ（Arja Varimaki）さんの『Moon Wrasse』です。
彼女のアートは、魚の群れや波の渦を抽象的に描いており、特殊な技法から描き出される世界は生命力に溢れ、観るものを惹き込みます。

▷Arja Valimaki作家紹介

海の中に棲む月を描いた作品『Moon Wrasse』

タイトルの『Moon Wrasse』は実存する魚で、日本語では「オトメベラ」と呼ばれます。
オトメベラの特徴はその色合い。
体は輝く青緑色ですが、尾びれは美しい黄色しており、それが月に見えることから「Moon Wrasse」という名前がついているそう。
このアートは、そんなオトメベラの群れを描いています。

暗い海の中にオトメベラの群れが鮮やかに描かれていて、まるで夜空に月が輝いているように感じられます。

Arja Varimakiさんのアートに宿る生命力と迫力

アルジャ・ヴァリマキさんのアートには、「ブラシストローク」という技法が使われています。
「ブラシストローク」とは、筆の跡をあえて立体的に残す技法。
その勢いのある筆の動きにより、魚の群れが持つ迫力や生命力を見事にキャンバスの上に描き切っているのです。

また、使われている色は単に青と緑というだけではなく、ラピスラズリやターコイズブルー、ピーコックグリーンなど、統一感を出しながらも様々な色を使用しています。
それにより作品に奥行き感と躍動感をもたせ、観るものを飽きさせず、より作品の世界に引き込みます。

一枚だけで主役になる！世界で一枚のアート。

『Moon Wrasse』は、版画の上からアーティストが直接絵の具で描いており、版画と原画を混ぜた(Mixした)
「Mixed Media(ミックスドメディア)」と呼ばれるタイプのアートで、世界で一枚のみの作品です。

約84cm×112cm(縦×横)と大きい作品で、一枚で部屋の主役としてインテリアをグッと引き締めてくれます。

また、寒色、特に青色は鎮静色と呼ばれ心を落ち着かせる効果があり、ネイビーは誠実な印象を与えてくれますので、
ご自宅のリビングや寝室にはもちろん、会社のオフィスなどにお飾りいただくのもおすすめです。


いかがでしたでしょうか。
まるで海の中に潜ったように感じられる作品。
気になっていただけた方は、伊勢丹立川店5F「エドム 伊勢丹立川店」までご来店くださいませ！

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