COLUMN

豊かなハワイの生活を描いたアート
ロザリープルッシング『Country Hawaii』

2022/10/14

皆さま、こんにちは！
ocean Day立川店でございます。

今回はハワイの自然、フルーツ、動物を楽しめるアートをご紹介いたします。

観光では訪れることのできないような風景が広がり、さまざまな種類の動物やハワイのフルーツが描かれているロザリープルッシング（Rosalie Prussing）さんの『Country Hawaii』。

中央にあるのはフルーツジュースの屋台でしょうか？バナナ、パパイヤ、パイナップル、マンゴー、スイカ。どれも南国ならではのフルーツばかり。

すぐ近くにはパイナップルが列になって生えており、いかに新鮮なフルーツを扱っているかがわかります。こんなとれたてを大自然の中で食べることができたら、何倍にもおいしくなりそうですね。

先ほどフルーツの屋台と表現したこちらの小屋。ロザリープルッシングさんの息子であるポールプルッシング（Paul Prussing）さんによると「ワイアホレ・ポレ・ファクトリー」の建物を参考に描いたのだそうです。

ワイアホレ・ポレ・ファクトリーはオアフ島にあり、おいしいハワイアンフードをテイクアウトできます。伝統的なハワイアンフードを楽しめると、特にローカルに人気のお店です。

趣のあるトタン屋根や木でできた外観がよく似ていて、参考にしたことがわかります。ハワイに恋したロザリープルッシングさんも、伝統的なハワイアンフードを求めてワイアホレ・ポイ・ファクトリーによく訪れたのでしょうか。

ちなみに、ポイとは古代ハワイで主食として食べられていた伝統的な食べ物で、日本でいうお米です。蒸したタロイモに水を加えながらペースト状にしていくとポイになります。作り立てから時間がたつと酸っぱい味わいになるそうで、独特の風味になるそうですよ。

古来ハワイアンにとってポイは神聖かつ、栄養価の高い食べ物として重宝されていました。

手前に集まる鳥は、ハワイガンです。通称ネネと呼ばれ、ロザリープルッシングさんのアートにたびたび登場しています。
ハワイガンは、水分を多く持っている果実を食べることもあるそうで、ここで採れるフルーツを狙いに来ているのかもしれません。一羽は少女に抱かれていて、常連であることをうかがわせます。

右端にいる小さな鳥は、お馴染みのマイナバード。ネネたちと見つめあっているようにも見えますが、もしかしてフルーツの取り合いでもしているのでしょうか。ロザリープルッシングさんのアートは、いつも楽しい物語を想像させてくれます。

動物は鳥だけではなく、よく見るとほかにもいます。

屋台の近くには、昼寝をしながら店番中の猫。大きな葉っぱの陰にはのそりと顔を出す牛がいます。

こんなにたくさんの動物やフルーツに囲まれ、ハワイの自然の豊かさだけではなく、生活の豊かさも感じることができますね。

いかがでしたでしょうか。
ご紹介した作品は、伊勢丹立川店5F「ocean Day立川店」とランドマークプラザ2F「ocean Day横浜店」にてご覧いただけます。

その他にもロザリー・プルッシングさんのアートは、グランドニッコー東京ベイ舞浜「エドムグランドニッコー東京ベイ舞浜店」にてご覧いただくことができます。ぜひご来店くださいませ。

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