皆さま、こんにちは！
海のアートギャラリーocean Dayでございます。

前回、こちらのコラム↓にてご紹介した、波の表情が魅力的なアート。

■海のアート　波の様子で変わる海の表情を見よう

引き続きご紹介していきたいと思います。

力強く泳ぐ波のアート

アルジャ ヴァリマキ『Barracuda Point』

最後にご紹介するのは、フィンランド出身の印象派アーティスト、アルジャ ヴァリマキ（Arja Valimaki）さんのアートから『Barracuda Point』をご紹介いたします。

”ブラシストローク”という技法で”波”や”魚の群れ”を表現する、繊細ながら力強いアートを描くアルジャ ヴァリマキさん。

その中でも『Barracuda Point』は、特に力強い動きが表現されているアートのように感じます。

タイトルにある「Barracuda」（＝英名:バラクーダ）とは魚の名前で、和名では「オニカマス」というカマス科カマス属の硬骨魚です。

その姿は大きいものだと最大2mにもなる大型魚で、細長いいかにも早く泳ぎそうな体とギラギラとした瞳、尖った口先に鋭い歯まで持ち合わせており、時にはダイバーなど人にも向かってくる獰猛な性格をしています。

ディズニー映画「ファインディングニモ」の冒頭で、主人公であるマーリンと妻のコーラルを襲ったのもこのバラクーダです。

とてもショッキングで怖いシーンでした。あの凶暴な魚がこの数の群れで泳いでいると思うと、とても怖いですね・・

バラクーダは成長するにつれて単独で行動するようになるそうです。
なので『Barracuda Point』に描かれているバラクーダは未だ若いか産卵期なのかもしれません。

実際に群れを見ると、感動するような美しい光景のようです。

バラクーダ達の動きによって、そこには大きな水の動きも生まれている事でしょう。

アルジャ ヴァリマキさんの力強いブラシストロークと、暗さの中にも輝きがあるような繊細な色使いによって、大きく強く泳ぐバラクーダが美しく表現されています。

海の表面だけではなく海の中の波をも表現できるのは、観ている人を深海の世界へといざなう魅力があるアルジャ ヴァリマキさんのアートならではです。

▷Arja Valimaki作家紹介

まだまだある波の表情が描かれたアートたち

ファビアン ラヴァター『Salt Crystals in the Sky』

いかがでしたでしょうか。
ocean Dayには、他にも波から海の表情が伺えるアートがまだまだたくさんございます。

こちらの『Salt Crystals in the Sky』も手前に大きく波が描かれて、夜の静かに息づく海が感じられます。

波の動きによって様々な海の表情を見る事ができますよね。

海の中へ入らなくとも、海を眺めているだけで癒されたり、心が洗われるような気持ちになったりもいたします。

是非アートをお部屋に飾って、お家でも海を感じてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

横浜ランドマークプラザ5F「エドム横浜店」
グランドニッコー東京ベイ 舞浜「エドムグランドニッコー東京ベイ 舞浜店」
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