皆さま、こんにちは！
ocean Dayでございます。

気温も上がり、暑いと感じる日も出てまいりましたね。
ゴールデンウィークに海やプールなど、旅行へ行く予定を立てる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一口に”海”と言っても、季節や天気、波によってだいぶ表情が変わって見えます。

今回はocean Dayのハワイのアートから、”波”の表情がよく分かるアートをご紹介したいと思います。

どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

あたたかく煌めく波のアート

ローラ ブラウニング『Shallow Water』

最初にご紹介するのはアメリカ出身のアーティスト、ローラ ブラウニング（Laura Browning）さんのアートから、『Shallow Water』のご紹介です。

1つのアートに何か月もの時間を費やし、何層も何層も色を重ねて描かれるローラ ブラウニングさんのアートは、見ていると引き込まれるような美しさと奥深さがあります。

『Shallow Water』は「浅瀬」や「浅水」といった意味ですが、タイトルの通り水の向こう側にベージュの砂浜が透けて見えるほど、ここは浅瀬であることが分かります。

奥にいくにつれてブルーも少しずつ濃くなっており、そのグラデーションもとても自然で引き込まれてしまいますね。

キラキラと煌めく光が水面に反射し、ゆらゆらと揺れているのが伝わってきます。

『Shallow Water』に描かれている波は、とても穏やかであたたかい波のように感じます。

『Shallow Water』の波からは、1人で海へ来て時間を気にせずゆっくり過ごしているかのような、緩やかな時間の流れを感じます。

そこに激しい動きはなく、急かされることもありません。

少しだけ水に足を濡らしながら、そこにいるかのような気持ちにさせてくれます。

遠くのほうでは小さな子どもたちがキャッキャッと遊んでいるかも。
ふと見てみるとそこには小さなカニがちょこちょこと歩いていたりして。

そんな、キラキラと明るく穏やかな時間が、見ていると伝わってきます。

水の動きを描き続けるローラ ブラウニングさんですが、同じブルーは存在せず、煌めく光の加減もアートによって違います。

まるで目の前に海が現れたかのように、実際にそこで水が揺らめいているような感覚に陥るのです。
実際にお客様に「写真かと思いました」と言われることも少なくはありません。

それは、たくさんの異なるブルーをブレンドし、何層も何層も色を重ねて描くローラ ブラウニングさんのアートだからこそ、感じることのできる事なのです。

▷Laura Browning作家紹介

大きな生きる波のアート

ファビアン ラヴァター『Fleeting Moment』

次にご紹介するのは、スイス出身のアーティストファビアン ラヴァター（Fabian Lavater）さんのアートから、『Fleeting Moment』のご紹介です。

ファビアン ラヴァターさんはフォトアートも多く描いており、『Fleeting Moment』もその1つです。

遠目から見た大きな海は写真です。
その波の動きをくじらに見立てて描かれています。

先程の『Shallow Water』と比べると海のブルーも濃く深く、波も白く水しぶきをあげながら力強く打ち上げられているのが分かります。

そんな波の力強さでくじらのダイナミックな雰囲気が表現されており、そこに大きな命がある事が感じられます。

勢いよく寄せては返す白い波しぶきが、くじらのヒレやお腹の色ととてもマッチしていますよね。
奥の深い群青色と手前のグリーンがかった色味も、くじらの美しい身体が表現されています。

海の写真を見て「くじら」を描こうと思いつくのも、ファビアン ラヴァターさんならではです。

自然とアートの融合です。

海の写真自体が引きで撮られている為、くじらの大きさと同時に海の広大さも感じられます。

描かれているくじらは眠っているようですが、波は割と大きい波である為、穏やかに眠りながらも大きく雄大なくじらを感じられるのでしょう。

優しくも大きく深い＂命＂を感じられるアートです。

▷Fabian Lavater作家紹介

店舗情報

横浜ランドマークプラザ5F「エドム横浜店」
グランドニッコー東京ベイ 舞浜「エドムグランドニッコー東京ベイ 舞浜店」
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