COLUMN

意外と知らないハロウィンの風習と
よく見ると見えてくる!?動物のアート

皆さんこんにちは!
長かった夏も終わり、今年もハロウィンがやってきました!
街でもカボチャの装飾『ジャックオーランタン』やお化け・モンスターのグッズが彩り、仮装した子どもたちを見かけたことでしょう。
皆さんはどのようにハロウィンを過ごしましたか?

そこで、今回は『ハロウィン』とハロウィンの仮装から連想したファビアン ラヴァター氏のフォトアートをご紹介します♪

ハロウィンは一体どんなイベント?意外と知らない起源を解説

UnsplashのSzabó Jánosが撮影した写真

ハロウィンは、シンプルに言うと秋の収穫を祝い、ご先祖の霊を迎えて、悪霊を追い払うお祭りです。
イメージは、日本で言うとお盆やメキシコでは死者の日に近いかもしれません。
キリスト教の行事のイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、起源はなんと古代ケルト人(ヨーロッパ)。のちにキリスト教とつながり、さらにこの風習は広まりました。

2000年ほど昔は、11月1日が新年とされており、大晦日にあたる10月31日は死者の世界とつながり、ご先祖が帰ってくると信じられていました。
10月頃によく見かける『ジャックーオーランタン』はご先祖の霊がこの明かりを頼りにして戻ってくるとともに、悪霊を寄せ付けない魔よけの役割で飾られています。

ハロウィンの日の仮装と合言葉「トリック・オア・トリート」とは?

UnsplashのNick Fewingsが撮影した写真

ハロウィンの日は、ご先祖の霊だけでなく悪霊もやってくるとお伝えしましたが、それだけでなく魔女やモンスターたちもハロウィンにかこつけて悪さをしにやってきます。
なので、身を守るために仮装をしたのが始まりだそうです。

ハロウィンの日には子どもたちが仮装して近所の家を周り「Trick or Treat(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」と言うと大人たちが「Happy Halloween」と言ってお菓子を渡す光景を映画やドラマで見たことがある方もいるでしょう。

この風習の始まりは、夜道を彷徨う悪霊に遭遇した際、お菓子を渡して帰ってもらうため、お守りとしてハロウィンの日にお菓子を配っていたことです。それが転じて今のような文化になりました。
日本の文化では、秋田県のなまはげや節分の豆まきになんとなく似ているかもしれないですね。


ここまでハロウィンの風習についてお伝えしましたが、ここからはハロウィンの仮装にちなんで、日常の風景が生き物に変身したようなフォトアートをご紹介いたします。

何気ない毎日でも見方を変われば何かに見えてくる!?

(Fabian Lavater / Sun Seekers)
(マットプリントSアイボリー額付き / ¥11,000税込み)

海の近くのまんまるの石、よく見ると石に紛れてコロコロ寝そべるペンギンに見えてきませんか?
一斉に起きて海へ歩いていく姿も見てみたいですね。

このユーモア溢れる作品は、スイス出身のアーティスト『ファビアン ラヴァター(Fabian Lavater)』氏の『フォトアート』です。
フォトアートとは写真と手描きが融合したアートです。
上の画像は、マットプリントを額装したものです。 光沢紙で制作しているため、本当の写真のようにツヤがあります。

(Fabian Lavater / Sun Seekers)
(マットプリントSピンク額付き / ¥11,550税込み)

他の額に変えることでまた違った作品の良さが引き出てきます。
ピンクの額で可愛さや優しい印象が増します。

タイトルの『Sun Seekers』は直訳すると「太陽を求める者たち」ですが、この作品では日向ぼっこをする可愛いペンギンたちを表しています。
日向ぼっこ(日光浴)をすることで、骨を作るのに大切なビタミンDを生成することができます。

人間の場合、紫外線を浴びるとシミができてしまう!と心配される方が多いかもしれませんが、日光浴は良いことがいっぱい!脳の健康や免疫力の向上、ストレス解消に精神の安定などがあります。
さらに、メラトニンの効果で体内時計がリセットされ、睡眠の質の向上にも繋がります。

(Fabian Lavater / Better Together)
(マットプリントS虫くいブラウン額付き / ¥15,400税込み)

絶妙な天候と時間帯でダークカラーのヤシの木、そこからスッと伸びた首と足、ヤシの木がフラミンゴになっています。
普段は鮮やかなピンク色ですがこの作品ではモノトーンに見え、ファッションモデルのような澄まし顔が大人ユーモラスを感じさせます。
渋茶色の額を合わせれば、モード系のお部屋にもピッタリです!

タイトル『Better Together』の意味は「一緒の方が良い」
鳥類が群れで生活しているのは、安心して餌を食べるため、天敵から狙われづらくするためなどの理由があります。

フラミンゴと言えば片足を上げて立つ姿を思い浮かべる方も多いと思います。これは水辺で体温が下がらないようにしていることです。それにしても片足でグラつかずに長時間立っていられるフラミンゴは体幹が素晴らしいです!
このことからフラミンゴは、バランスの象徴でもあります。
人間関係や心の状態、仕事とプライベートなど、フラミンゴを見かけたら見直してもいいかもしれません。

(Fabian Lavater / Trapped)
(マットプリントS虫くいブラウン額付き / ¥15,400税込み)

向こうの海から潮風に乗ってやってきたのでしょうか。
金網フェンスにピタッと収まった魚たちです。

タイトルは『Trapped』罠にかかった・閉じ込められたなどの意味があります。
まるで潮風を泳ぐ透明の魚たちが漁師の(金)網にかかったようなファンタジックな作品です。

魚も群れで生活しているイメージがあるかと思います。その理由には、外敵から身を守るためや消費エネルギーを節約するためなどがあります。

水中での生活は水の抵抗などもあるので陸以上にエネルギーを消費します。
なので、我々人間にとって水泳はダイエットにも効果的です。

(Fabian Lavater / Landmarks)
(マットプリントMチークブラウン額付き / ¥24,310税込み)

浜辺の岩場もよく見ると日向ぼっこするセイウチたちに見えてきます。
ゆったりと時間が流れる昼下がり、リラックスした表情に癒されます。

勉強や仕事でつらくなったら、少しでも何もしないをする時間を作るのも良いかもしれません。
セイウチたちがピースフルな時間へ導きます。

タイトルは、『Landmarks』、その地域を特徴づけるものの目印になるものたちです。
ここocean Dayがあるのも『横浜ランドマークプラザ』です。
似た名前を持つこの作品からはどこか親近感を覚えます。
このセイウチたちもどこかのランドマークになっているのでしょう。

(Fabian Lavater / Fleeting Moment)
(額付きマットプリント・オープンエディション / ¥55,000税込み)

コバルトブルーやエメラルドに透き通った波打ち際に現れたのは大きなクジラです。
目を閉じてゆったり漂っているように見えます。

タイトル「Fleeting Moment」の意味は、ほんの一瞬。
描き加えたのは胴の部分だけで、波の泡がヒレのように見えます。
まさに奇跡の一瞬を捉えた作品です。

奇跡の一瞬といえば、クジラが大きく飛び上がって海に戻る姿『ブリーチング』を見ると幸運が訪れると言われています。
ホエールウォッチングでもこれを見られる確率は、15%~20%ほどとあまり高くはないです。

クジラの尾までは描かれていませんが、奇跡の一瞬をとらえたこちらの作品ももしかしたら皆さんに幸せを運んでくれるかもしれないですね。


※マットプリントのサイズによって合わせられる額が異なります

日常にアートを

いかがでしたか。
今回はハロウィンと仮装にちなんでフォトアートをご紹介させていただきました。
日常の何気ない風景でもよく見てみるとクスッと笑えたり、ユーモアのある動物に見えてくることもあります。
ぜひ皆さんの日常でも目を凝らして探してみてください。

海のアートはocean Dayまで

ocean Dayではオンラインショップをはじめ、店頭にもたくさんのアートをご用意しております。
横浜ランドマークプラザ2F「ocean Day横浜店
グランドニッコー東京ベイ 舞浜「エドムグランドニッコー東京ベイ 舞浜店
までお気軽にお立ち寄りくださいませ。
※店頭の在庫状況は各店までお問い合わせください。


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